中古物件の購入を検討されている方も多いことでしょう。
近年、新築の材料価格が暴騰していることから、中古物件の需要が高まりつつあります。
安い中古物件をお探しの方は、相続物件も視野に入れているのではないでしょうか。
そこで今回は、相続物件を購入するメリットと注意点をご紹介したいと思います。
相続物件を購入するメリットとは?
相続物件は、以下の理由から相場よりも安くで手に入ることがあります。
交渉しやすい
相続物件は、「固定資産税などの管理費ががもったいない」「すぐ手放したい」「建物に愛着が無い」「早く現金化したい」などの理由で売却に出されることも珍しくありません。
さらには「譲渡所得税の優遇措置期限内に売りたい」「相続税の支払い期限内に売りたい」というケースもあり、交渉しやすい物件と言えるでしょう。
相続物件を購入するときの注意点とは?
相続物件を購入する際には、以下の点に注意しましょう。
売り主が物件の所有者か確認する
物件の相続人が数人いる場合、売り主と所有者が異なっていることがあります。
売り主と所有者が同一であるか・相続人は何人いるのかを必ず確認することが必要です。
相続人が多いと、それだけ手続きも複雑になります。
また、所有者が高齢になると代理人が窓口にあることもあります。
後々のトラブルを避けるために、書類をよく確認しておきましょう。
専門的な知識が必要になるため、相続物件に詳しい不動産のプロにサポートを依頼すると安心です。
まとめ
相続物件は、「管理費の負担を減らすために早く売りたい」「相続税の支払い期限内に売りたい」「愛着がないから現金化したい」と考える売り主が多く、交渉しやすいというメリットがあります。
しかし、相続人が多い場合は、トラブルに発展する危険性もあるため、専門知識を持った不動産にサポートしてもらうのが理想です。
相続物件を購入する際には、相続物件に詳しい不動産に相談してみるのが良いでしょう。
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