「実家の家を相続したけれど、管理が大変」「活用方法が分からない」とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
空き家の状態で放置しておくと、害獣被害や家の劣化といったリスクが生じます。
そこで今回は、相続物件の活用方法について解説していきます。
相続した物件の活用方法
立地・家の状態に合わせて、最適な活用方法を選びましょう。
賃貸経営
マンションの一室や戸建てを、賃貸にして収入を得る方法があります。
使用状態にもよりますが、リフォームやリノベーションが必要無い場合は、初期費用をかけずに経営を始めることができます。
売却せずに賃貸にしておくことで、将来、自ら住むこともできます。
売却する
賃貸管理や空き家対策のリスクを避けたい場合には、売却の方法がとられます。
売却することで、まとまった金額を得ることができます。
また相続税(相続した財産にかかる税金)が高額である場合には、その支払いにあてることもできます。
相続した不動産を売却して利益を得た場合には、譲渡所得税を納める必要がありますが、
相続から3年10ヶ月以内に売却すれば、優遇措置の適用が認められます。
更地にして活用
売却したくない場合には、更地にして活用する方法も選択肢のひとつです。
建物を解体して、駐車場やコインパーキングとして活用すれば継続的に収入を得ることができます。
しかし、更地にすると固定資産税の優遇措置はなくなります。
固定資産税が数倍高くなりますので、慎重に検討しましょう。
需要のある立地であるかの見極めが重要です。
まとめ
相続した物件は、賃貸経営・売却・更地にして活用の方法があります。
相続税や売却にかかる譲渡所得税などを考慮した上で、最適な方法を見つけてください。
相続した物件の活用法についてのお悩みは、不動産でも相談を受け付けています。
相続物件を得意とする不動産に相談してみてください。
地域の情報に精通したプロなら、最適な方法を提案してくれるでしょう。
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